親として伝えられること
日本結婚教育カウンセラー協会2期生平田民子です。
今日も協会のブログにお越しくださりありがとうございます。
21年前に3歳になる息子を連れて離婚しました。
その息子も昨年の秋に24歳になり、最近よく結婚について話をします。
「俺、26歳までには結婚したいなー」や
「子供好きだから子供は絶対欲しい」など
息子が高校生になったあたりから「避妊」についての話もしてきました。
のぞまない妊娠がいかに悲しい結果になるのかなどリアルな話をするときもあります。
結婚・出産・離婚そして結婚教育を学んで、
今、息子に伝えられることはたくさんあります。
パートナーを探すことに大切なこと
結婚を決めたときに大切なこと
家庭をもつとはどういうことか
子どもの親になるとはどういうことか・・・
これに関しては息子の言い分もあると思っています。
それはきちんと聞いて受け止めようと考えています。
私は熊本に住んでおり去年、大きな地震を経験しました。
その時、息子の大きな成長も見ることが出来ました。
深夜の大きな揺れで腰を抜かす私に
息子が自室からびっくりするような大きな声で
「かーちゃん!俺がそこに行くまで布団かぶって動くな!」
と言いました。
ガシャンガシャンと物が落ちたり
倒れていく音と立っていられないほどの揺れ
暗闇で息子に支えられ玄関ドアを足で蹴って
外へ出て、頻繁に襲ってくる大きな余震に
怖がる私を息子は優しく声をかけ、毛布で覆って手を引いて避難させてくれました。
車の中に避難して夜が明けるのを待ち、水や食料を調達したり、私が少しでも休めるようにと車中を工夫したり・・・。
いつの間にこんなに頼もしくなったのかと知ることとなりました。
いつの間にか子は親を超えていく。
超えていける大人になって欲しいと願うとともに、親として子に大切なことをたくさん伝える時期が来ていることを感じています。
最後に去年の熊本地震発生直後から、棚橋代表はじめ協会の皆様には日々多大な応援を頂いて、協会の温かな家族的な愛を感じ心から感謝しています。
長いブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。