日本結婚教育協会とは

日本結婚教育協会は、結婚に紐づく様々な社会的課題に関連する業界の健全な発展及び子供から高齢者まですべての世代が、自分らしく満足度高い人生を送れることに寄与する事を目的とした活動を行うこと、また結婚教育有資格会員が個々の技能を用い上記の目的に即した活動の相互支援を行うことを目的に存在しています。

結婚教育協会創立者棚橋美枝子は結婚教育を次のように定義づけています。
「結婚教育は、多種多様な選択を許される現代社会において、自分と異なる人生を生きてきた他者という存在の二人に連なる関係性の構築への学びだけではなく、婚姻関係、また親や子の有無に関わらず、その個の有する環境や世代に応じ、充実感のある、また満足度の高い人生を生きることができる学びを提供するもの」と定義しています。

結婚というワードに関連する様々で悩むのは大人だけではありません。

幼少期から高齢期まで私たちの大切な人生は身近な人間関係によって大きく影響を受けています。しかし、関係性構築のための基本的な知識があり、相互理解を深めることで無駄なトラブルを回避することができ、心身ともの健康寿命を延ばし、豊かな人生100年時代を生きることにつながるといえます。

結婚も離婚もすべてが自由といえる時代になりました。
しかし、自由だから幸せといえるかどうかは別のお話です。

人生100年時代とは、私たち一人一人が自分の人生のことだけではなく、身近な人たちの人生をも同様に大切に取り扱うことを意識しなければいけないと考えます。

そして、結婚教育を学んだすべての有資格会員が、個々の技能を用い、上記の目的に即した活動を行えるように相互支援することを大切にしていきます。「結婚教育」の基礎を知り、自分だけでなく自分を取り巻くまわりの人々の成長を緩やかに見守る目を養うことが必要です。
結婚教育相談員、サポーターが全国に誕生し幅広く活動していけるように協会も皆様と成長してまいります。

 

代表あいさつ

NPO法人日本結婚教育協会のウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。

代表理事の棚橋美枝子と申します。

このサイトをご覧いただいているあなたは、なぜ「結婚教育」にたどり着かれたのでしょうか。
□ 結婚したいのにできなくて悩んでいる
□ いい年になっても結婚しないわが子で悩んでいる
□ 結婚相談所を開業しています。何か会員に教えてあげることができないかな

結婚教育というと、「結婚」というキーワードに関連した何かに迷い、何か回答を求めてこのサイトにお越しになられる方がおおいのではないかと考えました。

しかし、実のところ、結婚教育は「結婚したい」が入り口ではなく「夫婦ってむずかしい」が入り口で誕生したのです。

 

結婚教育協会が誕生するまで

私は2011年に奈良県大和郡山市で夫婦問題相談所を開設しました。

夫婦問題相談とはこのようなことです。

□ 夫や妻と一緒にいるのが苦痛だ
□ 夫や妻が浮気をしているようだ
□ パートナーの言い方がきつくて悩んでいる
□ 嫁姑問題で悩む当事者だ
□ 離婚したいけど本当に離婚していいのだろうか
□ パートナーの借金問題で困っている
□ パートナーとセックスができない
□ 家事がうまくできなくていつもパートナーに小言を言われる
□ ベランダで煙草を吸っていると鍵をかけられ中に入れてもらえなかった

命に及ぶようなことまではいかないけれど、毎日が疲弊してしまうそのような出来事の積み重ねでお困りの方がご相談先を求めておられるのです。

ある日、若い相談者からこのような言葉を聞きました。

「どうして学校では先生のように結婚について教えてはくれないの?親も学校も結婚生活について教えてくれない。もし習っていたら私はこんなことになっていなかった」

この言葉が大きなヒントとなり、自分が常日頃お伝えしているメソッドに「結婚教育」と名付けました。こんな細やかな一歩から結婚教育はスタートし、2013年2月に結婚教育協会は誕生したのです。

2018年3月の任期満了までのこの約6年間、相談員やサポーターの皆様とともに「結婚教育の普及を通し社会に貢献しよう」を合言葉に様々なイベントやセミナーなど行なってきました。

 

結婚教育って?

代表職を離れ、顧問となった後、地方行政と少子化対策、結婚応援事業の協働や結婚教育のカリキュラムを生かしての人材育成などに関与する中で、結婚教育とはいかにあまりに広く深い分野に船出をしてしまったのか?と思い悩むこともありました。

私は自分自身の結婚教育の活動拠点である結婚教育Lab.の指針として、
「恋愛・結婚生活における無知ゆえに無駄に悩み傷つく人をゼロに!」する学びや活動の総称を結婚教育だととらえました。

すでに、結婚教育を学ばれている方は「自分にとって、我が家にとって」の結婚教育はなんぞや?と探求されていることと思います。

 

結婚を取り巻く時代は変化しています

時代は2021年となり、私は縁あって再び協会代表に戻ることになりました。
2013年、結婚教育協会発足当時とは社会が大きく様変わりをしましたね。

人生100年時代
SDGs
コロナ禍をどう生きるのか

私たちは今までの自分たちから変化を起こす必要があり
また多くの方と信頼を築く必要性を求められています。

国家規模であれ、個人規模であれ、その大小関わらず、「結婚」というキーワードを抜きにして社会も人生も考えることは容易ではないように感じます。

恋愛や勉強、仕事をすること以上に学びの多い「結婚」ですが、未だ我々は「結婚」を取り巻く実態について学び、考えた上で社会を学び、人生を深めるという教育の機会を喪失したまま、その結果として「結婚」に関連するキーワードにおいて様々な角度から問題を抱え必要以上に悩む人が後を絶たない現状にあると考えます。

 

日本結婚教育協会の2021年とは?

ここまでの背景を基礎に、この法人における目的を大きく次の2点と考えてみました。

① 結婚に紐づく様々な社会的課題に関連する業界の健全な発展及び子供から高齢者まですべての世代が、自分らしく満足度高い人生を送れることに寄与する事を目的とした活動を行う。

② 結婚教育有資格会員が個々の技能を用い上記の目的に即した活動の支援を行う。

「結婚」というキーワードで起こることは、実に善きにつけ悪しきにつけ、家族という塀の中で起こっていることが多いのが現状です。

だからこそ「誰にも相談できない」ことも想像以上に多いと考えます。
また、相談をされても「どうこたえていいのかわからない」現状でもあるのではないでしょうか。なぜなら私たちは、結婚についても人生についても学んだり考えたりする機会を得てはいなかったからです。

実際に悩む方をサポートできるのは有名な政治家さんでしょうか
それともきれいな女優さんでしょうか
それとも高名な学者先生でしょうか
どなたの力も必要なのはまちがいありません。

もっとも大きな力となるのは、人生の様々の経験を積み重ねた隣近所、身近に暮らす名もなき我々ひとりひとりの存在だと考えます。

行政であれ、個人であれ、誰かのお困りごとに少しずつ自分の時間を使うことのできる大人たちを増やしていくことができればと考えています。
相談を受ける側も、常に研鑽をしながら学びを深めながら、心を磨きながら
志を豊かに対応力が深めることができるそんな仲間として我々結婚教育協会は共に育っていきたいと考えます。

 

協会理念(わたしたちの社会へのお約束

わたしたちの社会へのお約束(Our Credo)

結婚教育協会に所属する相談員は悩みを抱えておられる方の目ざすゴールまで、善良に真摯に向き合い、より良き伴走者として共に進みます。

結婚教育協会に所属するわたしたちは、地域社会の発展、人々の幸福に貢献し、尚且つ、自らの幸せも希求し続け より良い人生を構築してまいります。

結婚教育協会に所属するわたしたちは、常に暖かい、リラックスできる関係性を目指すと共に、ひとりひとりが自ら研鑽を重ね、切磋琢磨し合いながら、相互に成長できる豊かな関係性の構築につとめます。

 

メディア掲載

2022年11.12月号
ことままVol.56
もっと、”夫婦”の話をしよう。
三郷町xJMECA 町民の結婚を応援!

2022年7.8月号
ことままVol.54
悩んでない?夫婦のコミュニケーション

2022年3月6日
産経新聞
田原本町と日本結婚教育協会 結婚支援で連携協定

2022年2月25日
奈良テレビ放送
「ゆうドキッ!」内「いきいきまちだより」の番組内にて 奈良県磯城郡田原本町との結婚応援協定締結式の模様が紹介

2022年2月21日
ウーマンライフ新聞社
「結婚したい」を行政が支援!田原本町の新しい婚活サポートとは?田原本町とNPO法人日本結婚教育協会(JMECA)が連携協定締結

2017年3月19日
奈良新聞
夫婦の形、多様に 日本結婚教育協会 大和郡山で講演会(いのち繋ぐ講演会)

2017年1月31日
朝日新聞
奈良)「5年で8組」結婚・定住へサポーター 上牧町

2016年5月18日(水)
産経新聞 朝刊
「婚育」イベント盛況 子供も結婚を学ぼう

2016年2月8日(月)
産経新聞
「ご助力の力を」虐待の背景や関わり方考える人権フォーラム

奈良新聞
心救う優しい社会を 奈良でフォーラム 石野真子さんら 虐待防止考える

2015年09月
朝日新聞
音頭を取るのは、幸せな結婚生活のための「婚育」を勧める大和郡山市のカウンセラー、棚橋美枝子さん

2015年9月10日(木)
朝日新聞
夫婦円満 お手伝い 大和郡山の棚橋さん 理解への近道 年代ごと「婚育」

2014年11月
産経新聞
セックスレス、夫のATM化…結婚10周年は夫婦の危機?

2014年8月
産経新聞WEST
DV、浮気、性格不一致、結婚とは、夫婦とは何か…「結婚を学ぶ教育=婚育」NPOの願い

2014年7月
朝日新聞
結婚学んで、豊かな生活を 奈良の女性が「婚育」NPO

2014年7月8日
奈良新聞
母親の声届く社会に – 「いのちをつなぐ」講演会/王寺
http://www.nara-np.co.jp/20140708103543.html

 

◆ラジオ番組「結婚教育ラジオ講座」

ならどっとFM78.4MHZ
2016年10月~2017年9月 第4水曜日15時30分~16:00放送
2016年10月28日ゲスト 協会理事 佐田俊弘氏
11月25日ゲスト NPO法人日本足育プロジェクト協会代表理事 玉島麻理氏
12月23日ゲスト 結婚教育アドバイザー 糸木佳奈子氏
2017年1月27日ゲスト 奈良県立大学地域創造学部准教授 岡井崇之先生
2月24日ゲスト 結婚教育カウンセラー3名
長濱文子氏、林原陽子氏、牧村鹿子氏
3月23日ゲスト NPO法人イクカツ代表理事 中野美紀子氏
4月27日ゲスト 一般社団法人全日本趣味起業協会代表理事 戸田充広氏、
エクセルライティング代表 戸田美紀氏 ご夫妻
5月25日ゲスト 河村総研代表 河村操氏
6月22日ゲスト 映画監督 塩崎祥平氏
7月27日ゲスト 結婚教育カウンセラー2名
長濱文子氏、野村昌子氏
8月24日ゲスト 京都土曜美人講座主宰 大森あゆみ氏
9月28日ゲスト 株式会社スプラッシュジャパン 代表 今野裕幸氏