まずは自分のことを知ることから

明けましておめでとうございます。

NPO法人日本結婚教育協会の相談員、長濵文子です。

いつも協会ブログをお読みくださりありがとうございます。

元旦の日本経済新聞の一面トップに

「つながる100億の脳」「知の探究 常識通じぬ未来へ」「『人類』問い直す」

とありました。

 

2007年、ヒトiPS細胞作製に成功したと発表があり、それから10年余りでiPS細胞から、受胎後25~38週の赤ちゃんの脳と似た周波を出す人工悩を作製したこと、また、アメリカのワシントン大学とカーネギーメロン大学の研究チームは、3人の脳波を特殊なヘッドギアなどで結び、脳波を通じてテトリスに似たゲームを共同でこなす様子を詳述したこと、時間や場所の制約も越えて脳同士が会話できれば、言語すらも省略できる、と書かれていました。

私個人では「会うということに勝るものはない」というのが持論です。

「会う」=「直接顔を見て話をする」ことが相手の表情、呼吸から、言葉で表現されないものも感じ取ることができると思っていますが、もしかしたら、これも脳波で伝える事ができるようになる時代になるのかもしれません。

前回の佐田代表のブログの中にありましたが、結婚教育とは、それぞれにとっての、価値、正解、幸せを自分自身が明確にするための「きっかけ」であると考えます。

私は、棚橋顧問に

「自分がどんな人間か知ってる?」

と初めて訊かれたとき、とまどい、自分で思ってたほど答えられなかったことを思い出します。

結婚教育に出会うまで、自分自身がどういう人間であるのかを真剣に考えてみたことはなかったし、実は人間は他人のことは知りたい、いろいろ理解しようと努力するけれど、自分のことを知ろう、理解しようとはあまりしないし、自分に面と向かうことが苦手なのではないかと思っています。

人間は、なぜいろんなことを学び続けたいと思うのか、それは、自分のことをより知りたい、理解したいからではないか、そして、無意識に幸せとは何なのかを知りたい、確かめたいのではないかと思うようになりました。

初めに戻りますが、この紙面は、人間社会にロボットが当たり前にいる未来を目指している開発プロジェクトチームのリーダーである石黒浩大阪大教授の次の言葉で締めくくられていました。

「いま必要なのは自分自身は何者なのか考えることだ」

私も学びながら、まだまだ自分自身が何者なのか考え中です。

あなたも一緒に学びながら考えてみませんか。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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