流れゆく時代の中で

あけましておめでとうございます。
日本結婚教育協会の佐田俊弘です。
旧年中におきましては、諸先輩方々、各協会会員の皆様に並々ならぬ御尽力を賜り、心より感謝申し上げます。

本年は新しい元号に改まりますね。
「激動の昭和から平和の平成へ」と元号が変わったあの日が、昨日のことのように思い出されます。
「光陰矢の如し」の言葉通り、私も年々月日の流れを早く感じます。
時の流れを早く感じれば感じるほど、放たれた矢と同様に、過ぎ去った時間は二度と戻っては来ないのだと、生きている今この時の一瞬一瞬の大切さを噛み締めています。

「結婚教育」は結婚については勿論ですが、何かについて「〜しなければならない」「〜すべきだ」と偏った一側面に立って、それを肯定したり否定したりするものではありません。

貴方にとっての価値、私にとっての価値、それは必ずしも同じではないからです。

各々にとっての
価値とは?
正解とは?
幸せとは?

結婚教育はそれを自分自身が明確にするための「きっかけ」に過ぎないと考えています。
今の常識や当たり前が数十年後、もしかしたら数年後にはそうではないかもしれない。

大切なのは「どうあるべきか」よりも「どうありたいか」だと思うのです。

普通は…
誰かが言うから…
一般的・世間的には…
だから私はこうあるべき、

ではなく、誰がなんと言おうと私はこうありたい、が自然ではないでしょうか。
自分のあり方を自分で決めるからこそ、そこに覚悟と責任が生まれるのです。

しかしながら、それは自己中心的な言動で成り立たせるべきではありません。

「自由」であるからこそ道徳やルールを持ち合わせていることが必要だと思うのです。

「自由という籠の中」

今の社会はそんな感じでしょうか。
生きやすいようで生き難い。

こんな時代だからこそ、自分自身の中に「標」が必要なんだと思っています。

それを探せる場所。
結婚教育のある場所が、そうなってくれると良いですね。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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