結婚教育相談員の沢口奈穂子です。
いつも協会のブログをご覧頂きありがとうございます。

毎回、私事で申し訳ありませんが、少しお付き合いください。

私は離婚して11年になります。
最初の1年は、幼い娘と2人で生活していましが、
なかなか県営や市営住宅が当たらず、
母と弟夫婦が暮らす2世帯住宅に居候させてもらって10年になります。

母との同居は、嫁ぐ前とは少し窮屈な感じでスタートしました。
それは、母が母なりに長年、家を守ってきていて、
台所1つとっても、母のやりやすいスタイルがあり、私は私で、短い結婚生活にしろ、私のスタイルがあった為、
居候の身でありながらも、台所の使い方等で、
よくぶつかっていました。

出戻ってきた私が幾つであろうと子供として扱う母…
おまけに母は、1から10までツイ言ってしまう性格!
一方の私は、結婚生活は短かかったけど、
一応主婦業経験者であり、一人娘の母親なのだから、
子供扱いして欲しくない、1から10まで言われたくない!
しばらく、お互いが譲れない生活が続きました。
決して仲が悪い訳ではありませんが、当時、
幼い娘の眼には、
どんな風にこの親子が映っていたんだろうと思います。

丁度そんな頃、棚橋先生と出逢い、
結婚教育の大きな柱である
「婚育100年プロジェクト®」の幼少期から老齢期まで、
人生を9期に分けた、
それぞれの期を学ぶ事が出来ました。
「成熟期」の母、「新たな挑戦の時期」の私…
それぞれの期を学ぶ事で、母と向き合い、
そのままの母を受けとめる事が出来ました。
母が嫁いでから大切に守ってきたこの家の「伝統」は、
私が娘に伝えていく「大切な財産」であると捉える事も。

母は祖母から
「家計が苦しくとも心までは貧しくならないように」
と言われ、母なりに考え「花のある家庭」を貫いてきました。
それは、いつもいつも花屋の花でなくとも、
道端に自然と咲いている花であっても…
いつも欠かさぬ様、玄関先、御手洗、
キッチンのカウンターにも、季節を感じさせてくれる花をずっと置いてくれています。
このちょっとした「花」に母の心の余裕を感じます。
この「母の心の余裕」は、子
供達へ「安心」という形で見せ続けてくれたんだなと思います。

そんな母も4月の終わりに79歳になります。
弟から禁止令が出ている自転車に、
こっそり乗ってスーパーへ買い物に行ったり、
畑仕事もしたりして元気そうにしていますが、
確実に体力も衰え、背中も曲がってきました。
その曲がった背中から、
しっかり母の愛情を受け継ぎ「私から娘へ」伝えていきたいと思います。

最後まで、お読みくださってありがとうございます。