こんにちは、結婚教育相談員の桃沢勢子です。

私は介護福祉士としての仕事に携わりながら、カウンセリングを学び始め、その途中『結婚教育』に出会いました。

今月から施設での介護に変わりましたが、それまでは在宅介護に関わっていまして、とりわけ親子関係の稀薄さや、絆というより同一化している親子関係を目の当たりにし、家族とはいったい何なんだろう?と、モヤモヤする日々を過ごしてきました。

現場で数多く見てきたのは、こうでなければいけない!それしか許さない!という、あまりにも強いこだわり。

なぜ、そのこだわりを手放せないのだろう?

毎回頑なに主張せずにはいられないのは、なぜなんだろう?

そんな疑問を抱いているうちに、《この人はどこを見ているんだろう、この人の基準はどこにあるんだろう》という疑問がわき、それが『結婚教育』によって明確になりました。

私自身も含め、人はいかに自分が《親の価値観》に影響を受けているのか、なかなか気付かないものです。

親の考え、親の価値観をまるで世界の常識であるかのように受け取り、それが自分の価値観だと思ってしまう。

でも私は、私の在り方は親の在り方なのか!とショックを受けたと同時に、それなら私は私の思うままに、私の価値観で生きればいいだけだ!と、不思議と充足感にも包まれました。

今の私には、在宅介護で関わった親元で育つことも叶わなかった人たちの存在がいつも心にあります。その人たちから見れば、直接親に文句が言えることはとても贅沢なことなのに、私は今でも親につい文句を言ってしまいます。

ただ、どちらも親の影響を受けての今、なのですから、いずれは「私は人を愛するよ」「私、愛されてるよ」と、誰でもない自分自身を信じる自分になったことを、笑顔で語り合う日が来ると思います。

結婚教育に出会って4年。誰もが知っている『結婚』という2文字。このワードから自分の在り方を深め、そして他者との関わり方までもを深めていく結婚教育に支えられ、日々穏やかに過ごせる私になれたことに、改めて感謝致します。